山口大学工学部　機能材料工学科

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		在校生インタビュー

会社で活躍している卒業生インタビュー

　戸田工業株式会社　創造本部・研究開発グループ　　　　　　　　　　　　山時照章

　平成11年3月　大学院理工学研究科博士前期課程機能材料工学専攻修了

私は、平成１１年３月大学院前期課程修了後、戸田工業株式会社に就職しました。現在は、社内で新規製品の開発を行う研究開発グループに属しています。その中で私は、パソコンで主に使用されているハードディスク装置の中で、実際に情報を記録する磁気ディスクに新規材料を利用するための開発に従事しています。　私は大学進学を前に、「将来、自分で作ったものが、世の中に売り出せたら面白いなー」という漠然とした夢を抱いていました。そこで、この夢の実現に向けて、いろいろな大学、特に工学系の学科について調べました。大学のパンフレットを読んだり、先生と相談したりした結果、この機能材料工学科を見つけ、進学を希望しました。実際、機能材料工学科では、講義の中で電子材料、光学材料、高分子材料、セラミックス等といった多種多様の材料に関する基礎的な知識を学ぶことができ、ものづくりに必要となる知識を身につける機会を得ることができました。　そして、基礎的な学習を終え、4年生から各々研究室に配属され、諸先生や先輩方の指導を受けながら、卒業論文にむけての実験を通して、専門的な知識や技術を身につけることができました。　私の場合は、この実験に非常に興味を持ち、より深い知識や技術を身につけたいと思い、大学院への進学を決意しました。大学院の2年間で、自分の研究成果を学会で発表したり、論文ました。を書いて投稿したり等を行いました。また、同時に企業の方を含め、多方面の方達と出会い、話をしたり聞いたりする機会にも恵まれ、これも今思えば私にとって非常に貴重な経験となりました。

現在では、国内での開発だけでなく、海外での開発業務を行う機会も与えられ、忙しいながらも、とても充実した日々を送っております。　入社から4年、残念ながらまだ、「自分が開発に携わったものの製品化」という夢は実現しておりませんが、大学・大学院での経験を生かしながら、1日でも早い夢の実現を目指し、頑張っていきたいと思っています。
米国出張時、カリフォルニアにあるオフィスにて