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卒業生インタビュー













 


在校生インタビュー

山口大学大学院 理工学研究科 博士前期課程
機能材料工学専攻 2年 福田 真行
質問1 機能材料工学科に入学しようと思った動機は?
 
 この学科を選んだのは、最先端の技術と材料を勉強したいと思ったからです。高校は工業高校(広島国際学院高等学校)なので、大学で学ぶ分野とは離れていましたが、推薦入学で合格しました。推薦入試では、個人の性格や適正も考慮し総合評価で判断されるので、工業高校出身でも合格の可能性が高いと思い推薦入試にトライしました。
質問2 今までの大学生活は?
 
 普通高校出身者と較べ勉強している範囲も違うので、まず勉強に重点をおいて生活しました。アルバイトは夏休み等の長期休暇だけ行っていました。大学生活では、留年しないことも目標でしたが、特に考えていたことは「将来自分は何をしたいかを見つけること」でした。4年生の卒業研究までに自分の目標を見つけることができ、1年間本気で研究に取り組むことができました。卒業時には、優れた卒業論文発表の賞として「ベストプレゼンテーション賞」、学科での成績優秀者に贈られる「常盤賞」を頂き、充実した学生生活をおくることができました。
 
質問3 現在の生活・研究と就職先を教えてください。
 
 大学院で、毎日研究・実験(結晶育成と評価)を行っています。今まで対外発表は、英文論文2編と学会発表を7回行いました。研究と言うと、専門分野だけを徹底的に学ぶというイメージがありますが、研究を行なうことで、会社で必要な探究心・洞察力・プレゼンテーション能力も培うことができます。これらの能力は就職活動でも生かすことができました。就職は、自分の研究分野に近く、ドイツに本社があるシルトロニック・ジャパン株式会社(世界3位のシリコン単結晶育成メーカー)に決まり、国際的にも活躍できる技術者になることを目標に頑張りたいと思っています。今は残り少ない学生生活を楽しんでいます。
 
質問4 高校生へのアドバイス
 
 私は高校時代、化学、英語が特に苦手でした。推薦入試では化学を敬遠して物理で受けました。しかし機能材料工学科では大学1年生のときに専門科目より、基礎的な理系科目を中心に学ぶので私はそこで挽回出来ました。だから今が苦手だからと言って、敬遠するのではなく克服して、自分の目標を目指して頑張ってください。